ESSAY
記憶を呼び覚ます空間|井関武彦
A space of awakening
地球上に住むあらゆる生命体はその環境を理解し、適応する能力を備えている世界中で猛威を奮う新種のウイルスさえも周囲の環境に応じて寄生する対象を見つけその細胞内に住みつく…続きを読む
建設業の歴史と巣|古阪秀三
The History of the Construction Industry and Nest
今回のtraverse21のキーワードは“巣”。建設業の世界で“巣”といえば、伝統的に維持されてきた元請・下請関係、しかもそれが専属的に繰り返されてきた関係が頭に浮かぶ。その歴史を…続きを読む
ヒューマン・ウェブの未来:
COVID-19とステイ・ホーム|布野修司
The Future of Human Web: COVID-19 & Stay Home
<巣>といえば、鳥・獣・虫の棲家である。一般に…続きを読む
壁について|竹山聖
On Walls
思考は単純を好むけれども、身体は迂遠な回路を好む。では建築はどうだろう。思考の運動としては、たぶん、単純な方がいいだろう。つまりは抽象的なモデルに向かう。しかし身体の運動を…続きを読む

住宅再建と復興事業
-東日本大震災の生活復興感-|牧紀男
Housing Reconstruction and Reconstruction Projects-The Great East Japan Earthquake's Perception of Life-
阪神・淡路大震災の復興では、黒字地区・灰色地区・…続きを読む

住経験論ノート(3)-異文化の住経験に触れること:デルフト工科大学における試行|柳沢究
Study on Dwelling Experience 3:Cross-Cultural Exchange of Dwelling Experiences, a Trial at TU Delft
2020年3月、オランダのデルフト工科大学で住経験…続きを読む

micro architecture |小見山陽介
「君は、自分の建物の重量を知っているかい?」これは、英国のハイテック建築家ノーマン・フォスターが、後に彼の代表作となるセインズベリー視覚芸術センターの現場を訪れた際に、同行したリ…続きを読む
オオニワシドリのあずまやに見る「仮面」性|石井 一貴
ニワシドリの雄は求愛行動として装飾的な巣をつくることで有名な鳥である。ニワシドリの巣には、あずまや無しタイプ…続きを読む
リアルとバーチャルを繋ぐ「MASK」
|菱田吾朗
新型コロナウイルスの流行によって、オンラインでのコミュニケーションは急速に普及し日常化した。今やビデオコミュ…続きを読む


4年弱の備忘録|岩見歩昂
2020年6月四回生前期設計課題-スタジオ課題-が終了し、設計をtraverseに掲載していただけることになった。と、同時にtraverseの学生エッセイ寄稿の話を知った。学部生でもエッセイ…続きを読む
モノの風景を読む|北垣直輝
2020年8月末現在、新型コロナウイルスはまだ世間に猛威を奮っている。日本での感染者数の総数は6万人に上り、死者数は1000人を超えたと報道されている。街に出てみても、その影…続きを読む
